子供の絵画教室の効果は?実際習ってみてどうなのかを解説

子供の習い事は色々ありますが、その中で絵画教室・・・

「習って何になるのか?」

「何か効果はあるのか?」

など、色々な声はありますよね。

私も、主人をはじめ・・・義母なんかにも散々言われました。

 

義母「ハァ!?
絵を習うって?
何の意味があるん?」

私「いや〜、子供がやりたいっていうので、やらせてやりたくって。」

義母「そんなん言ったって、タダじゃなかろ?
金ばっかかかって、何もならんのやから、ムダじゃなかろうかね?」

私「ム・ム・ム・・・ムダじゃないですよ!
ちゃんと効果はありますよ!」

 

苦し紛れにそう答えはしてみたものの、その時、効果をすぐいうことができませんでした。

でも、子供が習いはじめてはや4年。

今じゃ、しっかり絵画教室の効果はあったといえます。

 

そこで今回は、そんな我が子の体験も含め、実際長年教室を経営する先生にも話を聞いてきましたので、子供の絵画教室について

  • 効果
  • 月謝相場
  • 授業内容

などを紹介します。

習わせてみたいけど、どうなんだろう・・・と悩まれている方、ぜひ参考にしてください。

☆この記事の目次☆

子供の絵画教室の効果は?

義母「効果っていったって、ちょっと絵がうまくなるくらいだけやろ?」

私「(く・そ・ば・ば・あ・・・・・なんてことは口に出せないけど・・・)
そんなことないですよ。」

もちろん絵も上達しますが、それ以外にも効果はあります!

では、その効果とはどんなものなのかを説明すると・・・

  • 絵が上達する
  • 美的センスがよくなる
  • 集中力がつく
  • 観察力・注意力がつく
  • 発想力・想像力がつく
  • 評価が自信につながる

などがありますので、それぞれについてお話ししますね。

絵が上達する

絵画教室では、

  • 構図
  • 色の使い方
  • 奥行きの出し方・陰影のつけ方などの書き方
  • 筆の使い方

など・・・普段自分でお絵描きするだけでは得られなかった情報を、しっかり教えてもらいます。

そのため、習っている子と習っていない子では、専門家が見たときにわかる違いが出てくるのです。

ただ空の色を塗るのにも、水色だけでなく、どんな色が混じっているのか、色の深みを学ぶことができるため絵を見ると上達を感じられるでしょう。

 

うちの子は、幼稚園の年長から習い始めましたが、年々上達を感じるようになりました。

子供の絵画教室

年齢を重ねたからだけではない、技術的な問題も大きいように感じますよね。

美的センスがよくなる

ものを、芸術的センスで捉えることができるようになります。

どの絵がよく魅力的なのか、絵のうまさだけではない芸術性に触れることで、美的センスが自然に養われます。

これは、ちょっと習ったからすぐに身につくというものではありませんが、この色とこの色を合わせるとどのような印象になるなど、美的センスが自然と身につくのです。

これは、私も子供のセンスがよくなったことに気づきました。

家を新築した際に、自分で壁紙を選びたいと言い出した息子。

ショールームで時間をかけて選んだ緑色の壁紙は、一面だけに取り入れ、今ある白い学習机や小物はシンプルにし、カーテンは白と黒にして引き締める・・・という全体的なこだわりを見せました。

これには、ただ単に好きな色を選んだんではなく、バランスを考えていたのには驚きましたよ。

集中力がつく

一つの作品を仕上げるのに、時間は限られています。

そのため、集中してやらなければ作品は仕上がりません

それを毎回教室のたびに行うため、自然と集中力は身につくようになりますよ。

 

ただし、ここで集中できず真剣に取り組めない子は、教室自体なかなか続きません。

うちの子が行っている教室でも、2時間集中して描けずに席を立ったり遊び出したりしていた子は、結局自ら教室の時間が苦痛になり辞めていきました。

ただ、我が子も最初から集中できていたわけではありません。

学ぶことが楽しくなり、真剣に取り組むようになり、自然と集中力が身についたように感じます。

観察力・注意力・発想力・想像力がつく

これは、絵を学ぶことで身につくことですが、日常生活でも役立ちます。

観察力や注意力は、勉強でも生かされます。

また、発想力や想像力は絵だけでなく、国語の作文などにも役立つようになりますからね。

 

うちの子はまだまだな部分があるものの、学校で2年間担任していただいた先生から成長を感じると言われましたよ。

 

評価が自信につながる

絵が上達すると、コンクールなどで賞を取れるようになります。

皆の前に出て表彰されることで、度胸もつきますが、その評価が自信につながるんです。

 

私は子供が自信を持てることが1つでもあるって、すごく素敵なことだと思います。

今後くじけそうになった時、そこだけでへこたれてしまわず、自分にはこれがあると・・・やる気や次へ進むための原動力にもなりますからね。

 

また、絵画で専門的分野に将来進む進まないは置いておいても、年齢問わず一生楽しむことのできる趣味として、老後まで楽しめるのもいいですよね。

ただ、義母にチクチク言われ、気になるのは月謝ですよね。

子供の絵画教室の月謝相場は?

これは、その教室によって大きく異なるようです。

月謝相場としては、5,000円前後のところが多いものの、中には10,000円ほどする教室もあります。

 

また、絵画教室でかかる費用は、これだけではありません。

絵画教室でかかる月謝以外の費用

  • 入会金
  • 画材道具費用
  • コンクール出品料

などがかかってきます。

絵画教室の月謝相場

入会金

まず必要になるのが教室に入会する際必要になる入会金ですが、2,000円〜5,000円のところが多いようです。

画材道具費用

また、結構かかってしまうのが、道具代!

  • アクリル絵の具
  • 水彩絵の具
  • 油絵の具
  • 色鉛筆
  • パステル・クレヨン
  • 水入れ
  • パレット(絵の具に応じて)
  • スケッチブック
  • キャンバス
  • 画用紙

など、その都度課題に応じて材料を買い足すこともありますが、基本的に子供の習い事といえども教室では大人が使うもの同様いいものを使います。

 

私も最初に100均の筆や安い絵の具を購入し、「買い直してください」と注意を受け、筆によって書き心地や作品の仕上がり、絵の具によって色味が全然異なることを知りました。

コンクール出品料

これは、そのコンクールによって異なりますが、お金のかからないものを選べばここはかかってこなくても、教室からまとめて送る場合以外は送料もかかってきます。

 

うちの子の作品を郵送した際、極力曲げずに平らな状態で郵送したほうがいいといわれ、厚紙ではさんで送った作品は送料1,400円ほどかかりましたよ。

ちなみにうちの子が通う絵画教室は、入会金1,000円、月謝3,700円です。

これは、かなり安い方でした。

絵画教室ではこんな感じ!授業内容を紹介

子供の絵画教室

ひとえに絵といっても、

  • デッサン
  • 風景画
  • 人物画
  • 静止画
  • 想像画
  • コーヒーを使った絵
  • 絵に雪を積もらせる
  • 読書感想画
  • 陶器に絵を描く

など、絵をいろんな技法で描くので毎回新鮮で楽しい授業となります。

 

ちなみに、うちの子が行っている絵画教室は絵だけじゃないんです。

1回2時間の授業ですが、絵の他にも

  • モザイクタイル
  • 木を使ったおもちゃ
  • 貯金箱
  • 魚の鱗でステンドグラス風
  • コラージュ

など、先生が考えた作品を自分の好きなように作り上げていきます。

絵画教室の作品

なので、飽きずに長く楽しみながら続けられるんです。

最後に

子供の絵画教室について、ポイントをまとめます。

効果として

  • 絵が上達する
  • 美的センスがよくなる・
  • 集中力・観察力・注意力・発想力・想像力がつく
  • 評価が自信につながる

などがある。

月謝は、5000円前後が多いが、それ以外にも入会金や道具代、コンクール出品料や送料がかかる。

 

私は子供を絵画教室に入れてよかったと思っています。

好きだからこそ続けられているもので、絵に興味のない下の子は習いたいともいいません。

絵が好きでない子にとっては、ただ単に苦痛な時間にもなってしまいますからね。

ですが、やりたいという子にはオススメしたい習い事です。