家庭訪問でお茶菓子はどんなものがいい?手をつけないはウソ?

先輩ママ:「家庭訪問でお茶菓子って一応出すけど、お姉ちゃんの時、小学校6年間手をつけた先生おらんかったよ。」

私:「そうなの?
じゃあ、何かとりあえず形だけ出してたらいいんかなあ?」

先輩ママ:「そうそう、形だけよ。」

私:「聞いてよかった〜。
高いケーキ買わずに、簡単に手作りお菓子で済ませちゃおう。」

 

・・・そんな会話が繰り広げられた数日後・・・

話が違う!

という光景が繰り広げられました。

これは、もうすん年前の話で、子供も中学生になり、私も経験を積みました。

そんな私の体験を踏まえ、家庭訪問のお茶菓子マナーについて

  • どんなものがいい
  • 手をつける・つけない

などをお話ししたいと思います。

☆この記事の目次☆

家庭訪問のお茶菓子のマナーは?どんなものを出す?

学校からのお知らせ等に、「お茶菓子は必要ありません」という書き込みがある場合もあります。

必ず出さなければいけないというマナーもありません。

ただ・・・、お客様がいらっしゃったら、普通お茶菓子を出すのがマナーですよね。

「わざわざお越しいただいて」

「お疲れ様です」

等の気持ちがお茶菓子に込められますからね。

ただ実際、お茶菓子を出す人は圧倒的に多く、何も出さなかったなんて、私の周りでは聞いたこともありません。

何を出すのかというと・・・

  • 飲み物
  • お茶菓子

です。

家庭訪問のお茶菓子

おばあちゃんたちの時代(昭和中期)は、お酒や晩御飯も出していて、遅くなった先生は晩御飯にお酒まで・・・酔っ払ってそのまま泊まって行く・・・なんてこともあったそう。

昔は、なかなか先生が来ないから次の子が呼びに来た、なんて話も母に聞いたことも・・・。

ですが、今はそんなの・・・マナー違反(飲酒運転になることも)!

では、どんな飲み物がいいかというと・・・

飲み物

暑い日は冷たい飲み物

冷たいお茶ジュースがいいでしょう。

ただ、炭酸はあまりオススメできません。

炭酸を飲んで、ゲップがこみ上げるのを我慢するのは大変辛いもの。
先生を困らせるのは、やめましょう。

また、寒い日は温かいお茶や紅茶がいいでしょう。

中には、コーヒーを飲めない先生もいますし、ココアなんかだと次のご家庭に行く時、口にガッツリココアのあとが残ったままなんてこともあります。

そういった配慮も必要です。

 

ちなみに私・・・暑い日だったので、サイダーを出し、先生・・・口を押さえながらしゃべってらっしゃいました・・・。
気の毒な失敗でした。

お茶菓子

  • ケーキ
  • 饅頭
  • ゼリー
  • クッキー

軽く食べられるものであれば、なんでも問題ありませんが、袋に包まれたお菓子だと、先生が遅くなっても乾くことなくいいですね。

家庭訪問のお茶菓子に先生は手を出さない?

ほとんどの先生は、飲み物には手を出しても、お菓子には手を出さないことが多いようです。

家庭訪問のお茶菓子

どうして手を出さないのか・・・
それは、こういう理由が。

先生は生徒の家を一軒ずつ回って話をするため、そりゃ〜喉が乾きます。

中にはペットボトルを用意して、途中飲んで来る先生もいらっしゃいますが、喉の渇きには勝てません。

口を潤す程度飲むこともありますし、「せっかくだから飲み物だけ」とおっしゃってわざわざ用意したものに手をつけてくださる先生もいらっしゃいます。

家庭訪問のお茶菓子

ただ、お菓子に手をつけると、その後も「○○さんの家では食べて、○○さんの家では食べなかった」という不公平も生まれるんです。

母親ネットワークは想像以上日広く、色々な伝わり方をしますからね。

また、全部口にしていたら、家庭訪問が終わる頃にはお腹いっぱいになっちゃいますしね。

手をつけたものを残す・・・ということは、失礼にも当たりますし、お菓子の好き嫌いもあるでしょう。

それなら平等に、手をつけないという先生が多いようです。

家庭訪問のお茶菓子!実際どうだった?

では、実際に我が子の家庭訪問を振り返ってみます。

現在中学生の長男

  • 小1の頃・・・ジュースもお菓子もガッツリ完食
  • 小2の頃・・・手をつけず
  • 小3の頃・・・お茶のみ口をつけた
  • 小4の頃・・・諸事情により家庭訪問ではなく学校での個人面談に
  • 小5の頃・・・紅茶にだけ手をつけた
  • 小6の頃・・・コロナで家庭訪問中止

という感じです。

そして、昨年次男の先生は、コロナ対策のため、玄関先での家庭訪問だったんですが・・・

マスクを外せないため、手をつけないだろうと思っていたので、市販のジュースやお菓子をトレイに出し、帰りにそれを紙袋に入れて持ち帰っていただきました。

ただ・・・中にはこんな先生も。

お菓子には手をつけないと聞いていたものの、「いただきま〜す」と手作りケーキに手を出した先生。

心の中で「え・・・食べるの?」と思いました。

だって、形だけと思ってたので、ちょっと固く焼きあがったケーキ・・・フォークでなかなか切れずに食べにくかったんです。

家庭訪問のお茶菓子

そして、ジュースも炭酸・・・。

こみ上げて来るものを押さえてらっしゃいました。

その先生は、その後すべてのご家庭で完食されたそうです。

先輩ママも「こんな先生はじめてだった」と。

 

もちろんせっかく用意したものなので、食べてもらってぜんぜんいいんです!

むしろ食べてもらいたい!

だけど、先生=手をつけない・・・そう思っていたから、ちょっと驚きでしたが、さすがにそれでお腹いっぱい・・・失敗と思われたのか?

翌日の家庭訪問では、どのお宅でも手をつけなかったそうですよ。

最後に

家庭訪問のお茶菓子についてお話ししました。

  • お茶菓子は、必ず出さなければいけないというマナーはない
  • お客をもてなす意味を込めて、来客にはお茶菓子という考えは一般的
  • 飲み物と軽いお菓子が一般的
  • 飲み物飲み手をつけるも、お菓子に手を出さない先生が多い

 

地域によっても、決まりごとのようなものがあります。

一番いいのは、先輩ママに聞いてみること!

お茶菓子を出した・出さなかった、どんなものを出した、先生は手をつけたかどうか、聞いておくと参考になると思いますよ。