仕上げ磨きはいつまでする?嫌がるようになったら?

「あ〜らお宅、まだ子供の仕上げ磨きしてらっしゃるの?
小さな子じゃないんだから、それは甘やかしすぎなんじゃない?」

・・・

先日、子供の仕上げ磨きに対し、同級生のお母さんにこんなことを言われました。

うちの子は小学3年生・・・一人でできるといえば、もちろんそうなんだけど・・・

まだ磨き方が下手だし、虫歯予防のためにもしてやったほうがいいと思うんですが・・・。

実際どうなんでしょう?

 

こんな悩みをもつお母さん、結構いらっしゃいますよね?

もう大きいし、まだまだ子供だし、いろんな考えがおありだと思いますが、歯は一生ものですし重要な問題です。

今回は、子供の歯を仕上げ磨きすることについて

  • いつまで
  • 嫌がる子は?
  • 電動歯ブラシ

などをお話ししていきたいと思います。

☆この記事の目次☆

子供の仕上げ磨きはいつまでしてあげる?

歯科医では小学4〜6年生まではしてあげた方がいいといわれています。

仕上げ磨きはいつまで

小学校高学年では、ほとんど自分のことは自分でできるようになっているでしょう。

しかし、歯の場合、子供本人が磨けているつもりでも細かな部分まで磨けていないことが多いんです。

するとどうなるのか・・・虫歯や歯周病の原因となります。

とくに永久歯が生えそろう(個人差はあるが小学4年生〜中学生くらい)までは、親が仕上げ磨きをすることが勧められているのです。

 

そうはいっても、周りはどれくらいまでしているのかというのも気になりますよね?

仕上げ磨きはいつまで!口コミを紹介

やはり、この方も小学6年生までといわれたようですね。

でも、どうせ仕上げ磨きしてくれるなら、全部磨いてくれと言ってくる子供・・・うちもです。

この方同様、私も母に小学6年生まで仕上げ磨きをしてもらっていたため、大人になるまで虫歯になったことがありませんでした。

歯は一生ものなので、はじめて虫歯になった時に母の言っていたことの意味を知り 、感謝を覚えたんですよね。

 

また、こういう結果もあります。

10歳というと、小学4年生ですね。

世間的には、それくらいが多いのでしょう。

仕上げ磨きを子供が嫌がり出したら?

小さい子が仕上げ磨きを嫌がるのとは違い、小学生くらいになると「なんでも自分でできるし」という感情が生まれます。

仕上げ磨きを嫌がる

そんな時は、一緒に歯医者に行き、自分が磨いた後にどれだけ汚れが残っているかを染色した結果で直に見て分からせるのがいいでしょう。

歯科医に、仕上げ磨きの重要さを説明してもらうことも重要です。

また、歯磨き後の仕上げ磨きまでをルーティンとし、仕上げ磨きタイムをコミュニケーションの場としてしまうこともオススメですよ。

たしかに・・・この方のおっしゃっているように、いつか親に感謝する日が来ます。

小学生の間は嫌がろうが、しっかり仕上げ磨きをした方がいいんです。

でも、嫌がってるなら、電動歯ブラシを使っちゃえばいいんじゃないの?
っていう気もしますよね。

仕上げ磨きの代わりに電動歯ブラシを使うのはアリ?

電動歯ブラシを使うことで、

  • 歯磨き時間を短縮できる
  • 自分で磨くより細かく磨ける

などの利点があります。

しかし、いくら電動歯ブラシを自分で使って磨いても、磨き残しがあるかどうかの確認はできません。

そのため、やはり自分で電動歯ブラシを使って磨くよりも、磨き残しを確認してもらえる仕上げ磨きの方が効果的といえるでしょう。

子供に電動歯ブラシ

つまり、電動歯ブラシは、仕上げ磨きのかわりにはならないということ。

 

また、あまりに長時間電動歯ブラシを使いすぎると、歯を傷つけてしまう恐れもあります。

親がしてあげられるうちは、丁寧に仕上げ磨きをしてあげるのがいいでしょう。

最後に

ポイントをまとめます。

  • 仕上げ磨きは小学4〜6年生くらいまではしてあげた方がいい
  • 嫌がる子には、仕上げ磨きの重要さを教え、ルーティンにしてしまう
  • 電動歯ブラシは、仕上げ磨きのかわりにはならない

 

親が子供にしてあげられることは、子供の成長とともにどんどん減っていきます。

小学生の間くらいは、しっかり仕上げ磨きをしてやり、スキンシップの時間も兼ねたいですね。